株式投資を始めようと思っても、「PER」「PBR」「ROE」など、専門用語がたくさん出てきて戸惑っていませんか?
この記事では、株式投資で必ず押さえておきたい基本用語を、初心者の方にもわかりやすく解説します。実際の銘柄を例に、どのように活用すればいいのかも詳しく説明していきます!
目次
- なぜ用語の理解が重要なのか
- PER(株価収益率)とは
- PBR(株価純資産倍率)とは
- ROE(自己資本利益率)とは
- 配当利回りと配当性向
- 時価総額
- 実際の銘柄で用語を使ってみよう
- まとめ:用語を理解したら実践しよう
1. なぜ用語の理解が重要なのか
株式投資では、企業の価値や株価が割安かどうかを判断するために、いくつかの指標を使います。
これらの用語を理解しておくことで、以下のメリットがあります:
- 割安・割高の判断ができる – 今の株価が買い時かどうかがわかる
- 企業の健全性がわかる – 利益を効率的に生み出しているかチェックできる
- 投資判断の精度が上がる – 感覚ではなく、数値に基づいた投資ができる
それでは、具体的な用語を見ていきましょう!
2. PER(株価収益率)とは
PERの基本
PER(Price Earnings Ratio) は、株価が1株あたりの利益の何倍になっているかを示す指標です。
計算式:
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益(EPS)
PERの見方
- PERが低い → 利益に対して株価が安い(割安の可能性)
- PERが高い → 利益に対して株価が高い(割高または成長期待)
目安:
- 日本株の平均PER:約15倍前後
- PER 10倍以下:割安と判断される傾向
- PER 20倍以上:成長株または割高の可能性
実例で理解しよう
A社の例:
- 株価:1,000円
- 1株あたり利益:100円
- PER = 1,000円 ÷ 100円 = 10倍
→ この会社は10年で投資額を回収できる計算になります。
注意点
- 業種によって平均PERが異なる(IT企業は高め、銀行株は低め)
- 同業他社と比較することが重要
- 赤字企業はPERが計算できない
3. PBR(株価純資産倍率)とは
PBRの基本
PBR(Price Book-value Ratio) は、株価が1株あたりの純資産(会社の正味の価値)の何倍かを示す指標です。
計算式:
PBR = 株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)
PBRの見方
- PBR 1倍未満 → 会社を解散した場合の資産価値より株価が安い(割安)
- PBR 1倍 → 株価と純資産が同じ
- PBR 1倍以上 → 将来の成長期待が株価に織り込まれている
重要ポイント: 2025年現在、東京証券取引所はPBR1倍割れ企業に対して改善策を求めており、自社株買いや増配でPBRが改善される銘柄に注目が集まっています!
実例で理解しよう
B社の例:
- 株価:800円
- 1株あたり純資産:1,000円
- PBR = 800円 ÷ 1,000円 = 0.8倍
→ 会社の資産価値より株価が20%安い!割安な可能性が高い
PBRが使えるシーン
- バリュー株(割安株)を探すとき
- 成熟企業の評価
- 資産価値がある企業(銀行、不動産など)
4. ROE(自己資本利益率)とは
ROEの基本
ROE(Return On Equity) は、株主が出資したお金を使って、企業がどれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す指標です。
計算式:
ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)
ROEの見方
- ROE 8%以上 → 日本企業としては合格ライン
- ROE 10%以上 → 優良企業
- ROE 15%以上 → 非常に効率的な経営
世界基準では: 欧米企業はROE15%以上が標準とされています。日本企業も近年ROE向上を経営目標に掲げる企業が増えています。
実例で理解しよう
C社の例:
- 当期純利益:100億円
- 自己資本:1,000億円
- ROE = 100億円 ÷ 1,000億円 × 100 = 10%
→ 株主の資金を効率よく使って利益を生んでいる!
ROEが重要な理由
- 企業の収益力がわかる
- 長期投資で重視される指標
- ROEが高い企業は株価も上がりやすい傾向
5. 配当利回りと配当性向
配当利回り
配当利回り は、投資額に対してどれだけの配当金がもらえるかを示す指標です。
計算式:
配当利回り(%) = 1株あたり配当金 ÷ 株価 × 100
目安:
- 配当利回り 3%以上:高配当株として人気
- 配当利回り 4-5%:非常に魅力的
- 配当利回り 6%以上:減配リスクに注意
配当性向
配当性向 は、企業が稼いだ利益のうち、どれだけを配当金として株主に還元しているかを示す指標です。
計算式:
配当性向(%) = 配当金総額 ÷ 当期純利益 × 100
目安:
- 配当性向 30-50%:健全な水準
- 配当性向 80%以上:増配余力が少ない、減配リスクあり
- 配当性向 100%以上:利益以上に配当している(持続可能性に注意)
実例で理解しよう
D社の例:
- 株価:2,000円
- 年間配当金:80円
- 配当利回り = 80円 ÷ 2,000円 × 100 = 4.0%
→ 銀行預金金利より圧倒的に高い利回り!
6. 時価総額
時価総額の基本
時価総額 は、企業の規模を表す指標で、「会社全体の価値」を示します。
計算式:
時価総額 = 株価 × 発行済み株式数
時価総額の分類
- 大型株:時価総額1兆円以上(トヨタ、ソニーなど)
- 中型株:時価総額1,000億円~1兆円
- 小型株:時価総額1,000億円未満
時価総額でわかること
- 会社の規模・安定性
- 株価の値動きの特徴(大型株は安定、小型株は変動大)
- 投資のリスクレベル
7. 実際の銘柄で用語を使ってみよう
実際の人気銘柄を例に、これまで学んだ用語を使って分析してみましょう!
【例1】トヨタ自動車(7203)
- PER:約9倍 → 日本を代表する企業だが割安
- PBR:約1.2倍 → 資産価値以上に評価されている
- ROE:約10% → 優良企業レベル
- 配当利回り:約2.5% → 安定配当
総合評価: 大型株で安定性が高く、初心者向き。割安感もある。
【例2】三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
- PER:約12倍 → 銀行株としては標準的
- PBR:約0.8倍 → 割安!PBR改善期待
- ROE:約7% → 銀行株としては合格ライン
- 配当利回り:約4.5% → 高配当で魅力的
総合評価: 高配当+割安で長期保有に適している。
8. まとめ:用語を理解したら実践しよう
この記事では、株式投資で必須の基本用語を解説しました。
おさらい
| 用語 | 意味 | 判断基準 |
|---|---|---|
| PER | 株価が利益の何倍か | 低いほど割安 |
| PBR | 株価が純資産の何倍か | 1倍未満は割安 |
| ROE | 自己資本利益率 | 10%以上が優良 |
| 配当利回り | 投資額に対する配当の割合 | 3%以上が高配当 |
| 配当性向 | 利益のうち配当に回す割合 | 30-50%が健全 |
次のステップ
用語の理解ができたら、次は実際に投資を始めてみましょう!
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株式投資を始める第一歩として、まずは証券口座を開設してみましょう。知識を実践に移すことが、投資家として成長する最短ルートです

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